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チワワの歴史②

チワワの歴史
・文:藤田りか子

地中海マルタ島、チワワの故郷?
チワワはメキシコのチワワ州を訪れたアメリカ人旅行者によって偶然発見され、買われていった。このイヌとさらにアメリカに連れて来られた数匹を土台として純血種として改良したものが、現在の犬種としてのチワワである。
だがどこからチワワのような小型の犬がメキシコにたどりついたのか、についてはやはり何もこれといった証拠はない。今から1000年前にメキシコ一帯に存在していたトルテック族はテチチという小型の犬を飼っていたということだ。12世紀頃トルテック族の地はアステカ族の支配となった。その時、テチチをさらに小型化してチワワの原型を作られたとも言われている。

しかし、新世界より地中海一帯がチワワの本当の故郷ではないか、という説を唱える人もいる。イタリアのサンドロ・ボッティチェリ(1445-1510)の絵画の一つにチワワらしきイヌが描かれているのは、チワワ・ファンシャーの間で有名だ。そのイヌは丸いドーム型の頭を持ち、目の離れ具合、耳の付きかた、脚の感じといい、まるで現在のスムース・チワワ。

これは、マルタ島(イタリアの隣にある島国)でポケット・ドッグと呼ばれていた古い小型犬がモデルになったと考えられている。当時マルタ島の人々はトルコ人の制圧から逃れイタリアに避難していた。そのときに連れて来られたイヌをボッティチェリは参考にしたのかもしれない。そして1500年代、スペイン人とポルトガル人がメキシコへ進出したおりに、彼らが故郷からつれてきたポケットドッグを置き去りにし、その個体が元になって中央アメリカにチワワの元となる犬ができたのではないか…?
ただし遺伝分子学の発達によってまたもやヨーロッパ発祥というシナリオは塗り替えられている。2013年にスウェーデン王立工業大学のピーター・サボライネンら研究者によってチワワには、1000年前からメキシコに存在していた古代犬と同じDNAが残されていることが発見された!

  

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